アナログターンテーブルシステム

Technics SL-1200Mk5G

 

「松下の土壇場。DJ用、ホームユースにも答えられる抜群の性能、信頼性、コストパフォーマンス」

 

SL-1200。もう6代目まで登場している松下のアナログプレイヤーである。
当機は5代目の特別仕様「G」であり、ラメ加工やブルーLEDなどルックスが向上し、ピッチコントローラーが付いた。
まず、思うのが頑丈な作り。本体、インシュレーター、ターンテーブル、アームとかなりしっかりと作られている。
そして、DJのヘビーな用途にも答えられる信頼性の高さ。かなり耐久年度は高いと思う。
SL-1200Mk3,5がDJ用、4がオーディオ用らしいが、十分にオーディオ用としても使える。

肝心の音のほうだが、SHUREの安物DJ用MMカートリッジでハウスやテクノなどは、
凄まじいノリの良さである。しっかりとしたフォノイコライザーにアンプ、スピーカーのシステムで聴けば、
「十分に聴ける音」が出る。高級機のような音は出ないのだがある意味、割り切った楽しい音である。

私のシステムでは、C-200Xのプリのフォノ部を使い、GRADOのカートリッジ、SHARPの1bitアンプ、ソニーのSS-G777ESで
組み合わせているが、そこそこ楽しめる音である。ポップス、エレクトロニカ、ロックはいい感じになるし、
ルックスも良い。上記のように他のシステムに投資をしていればそれなりの音は出るのがびっくり。
抜群のコストパフォーマンス。初めてアナログプレイヤーを買う人、DJをやりたい人にもオススメできる。
松下にはSL-1200シリーズを頑張っていただきたい限りである。

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